船形水差 |
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『水上に浮かぶ 幻の島』
ヴェネチアの起源は、西暦6世紀半ば、蛮族に追われたヴェネト族が安住の地を求め、蔦の生い茂る沼地、魚と海鳥しか棲まない荒涼のヴェネチア諸島へ移住したと伝承されています。そしてこの時、古代ローマ時代に発明されていた吹きガラス技法が、この地にもたらされ、ヴェネチアン・グラスが始まったといわれています。時代は移りゆき、街の中心を悠々とゴンドラが行き交い、ほとりに美しい中世の館が立ち並ぶ、水の都ヴェネチア。刻々とかわりゆく運河の水面や、優雅な気品を漂わせるその街並みは、高貴ではかなげなヴェネチアン・グラスを投影しているかのように見えます。やはりこの地がこのガラス芸術を生みだし、運命を共にしてきたのだという思いにかられます。 |
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船形水差 16世紀中頃ヴェネチア
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