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箱根ガラスの森美術館
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ドルフィン脚赤色コンポート


『炎の奇蹟』
住人の約半数がガラス職人といわれるムラノ島。船着場から続くその名も「ガラス職人通り」には、ガラス工房がぎっしりと立ち並び、入り口から熱気がたちこめ、高温の炎を吹き上げるバーナーの音と、職人たちの掛け合う声でにぎわっています。ムラノの職人は、水飴のように赤く熔けたガラスをまるで魔術師のように操り、シャボン玉のように可能な限り薄く吹き上げることができます。ヴェネチアはこのため息がでるほど繊細な美しさを、門外不出の秘伝とするため、1291年には製造業者や職人、その家族までもこの小さな島に強制移住させる一方、技術の発展に大きく寄付した者には貴族の地位を与えました。ガラスという素材に魅せられ、夢と情熱そして命を吹き込み、ヴェネチアン・グラスを芸術品として世界中に送り出してきたムラノの職人たち。人々は尊敬をこめて彼らをマエストロと呼んでいます。
ドルフィン脚赤色コンポート

ドルフィン脚赤色コンポート 19世紀

ヴェネチア サルヴィアーティ工房

サルヴィアーティ工房は1859年弁護士アントニオ・サルヴィアーティによりムラノ島に設立され、かつての最盛期に作られた作品を復元したガラス器やシャンデリアを製作し、衰退していたヴェネチアン・グラス復興の一翼を担いました。この作品はムラノのガラス職人に特に愛されたピンクがかった赤で着色料として金を溶かしたものを使って作りました。

 

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箱根ガラスの森美術館
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