ワインは葡萄を原料として醸造したお酒で、人類の歴史と同じくらい古いものであると伝えられています。
紀元前6000年頃、シュメール人によって生み出され、エジプト人によって育てられたワイン文化はフェニキア人によりギリシャへ渡り、のちにローマへと到達します。
ローマ人は醸造技術の発達により、初めてワインを生で飲むようになりました。それ以外にもワイン作りに樽を使用するようになったりと、領土を広げた先々で葡萄とワインを作りながら、ワイン文化を革新し、ヨーロッパ中に広めてゆきました。
キリストは「最後の晩餐」の教えを説く場面で、葡萄の木はキリストであり、ワインはキリストの血と表現しました。最高の場面にワインが登場したことにより、ワインがいかに重要であったかうかがい知ることができるでしょう。そして、キリスト教の普及とともにワイン文化も世界中に広がっていったのでした。
現在もワインは愛の賜物として、クリスマスミサや儀式で奉納され、また家庭でもキリスト生誕の夜にはワインを飲み祝うという風習が続いています。